音楽CDをBDにバックアップしたのを機に、音楽をパソコンで聴くことに興味を持ちました。音楽を聴くこと自体はあまり好きとはいえないのですが、パソコンを使って良い音を出してみるのは面白そうです。
とりあえず、USBでつなぐ卵型スピーカー「TW-S7」を買ってみました。パソコンからデジタル出力し、スピーカーに内蔵されているDACでアナログ信号に変換するのだそうです。再生ソフトは定番だというフリーのfoobar2000を入れ、音源はCDからリッピングしたものです。CDレベルなら、安上がりで手軽な、それでいて上質なシステムが出来上がりました。私にはこれで十分といった感じです。
しかしながら、世の中はCDよりはるかに音質の良い音源をネットで買える時代になっているようです。そんなことを聞くと、ちょっと試したくなります。新たに手に入れなければならないのは、音源とDACのようです。音源の方は、ハイレゾと呼ばれる、CDよりサンプリング周波数と量子化ビット数が大きく、音の高さ、強弱が幅広く表現できる音源が簡単に手に入ります。DACは、数千円から数百万円までと幅広くあるようですが、5万円も出せば、十分だそうです。後はパソコンとDACをオーディオ装置のCDプレーヤーに置き換える要領です。アンプやスピーカーは既存の物が使えます。パソコンもノートブックの廃物利用を考えています。DACはどれを選べばよいか全く分からないので、ネットで紹介されていたKORGの「DS-DAC-10」にでもしてみようかと思っています。5万円未満です。リニアPCM方式とは異なるハイレゾ音源DSD(量子化ビット数を1にして、サンプリング周波数を極端に高くした方式)にも対応しているようです。
構想は出来上がりました。後は、好きでもない音楽を今後聴き続けるのだろうか、そんな先が分からないことにカネをかけるなら、広角レンズにした方がましではないかとの誘惑もあり、決めかねています。
久し振りにサッカーというかJEFの話題を。
相変わらず勝たなければならない試合を落とし、不甲斐ないサッカーを続けていますが、ビッグニュースが入ってきました。ネット上ではかなり前から噂されていたセリエAカターニアの森本が日本に戻って来て、こともあろうかJEFに完全移籍で入ってきました。我が家では、過去の経緯からか、応援したくないとの声もありますが、JEFの一員となったからには頑張って結果を残して欲しいと願っています。
なにしろザッケローニ監督の代表試合初戦で先発した、バリバリの日本代表FWでした。何が何でも昇格したいJEF首脳陣にとっては、どうしても欲しい人材だったのでしょう。J1チームでも出せなかった、かなりの資金を用意したとの報道もありました。JEFサポにとっては、茶野が振り切られてゴールされ、15歳のJ最年少ゴールと報道され続ける因縁のプレーヤーです。あの時はスタジアムで悔しい思いをしました。その後すぐにイタリアに渡り、それなりの結果を出しましたが、膝の怪我をして以降、鳴かず飛ばずでした。今年はUAEのアルナスルにレンタルされ6ゴール、ACLにも出場し2ゴールあげたようです。
FWですからまずは得点を挙げることですが、なかなか軌道に乗らないチームを活性化させる効果を期待しましょう。膝の状態はどうなのでしょうか。本人は代表復帰をことある度に口にしているようですが、JEFで貢献することが第一なのを忘れないで欲しいところです。
このところ滅多に聴かない音楽CDを整理していたら、痛んで使い物にならないものがいくつかありました。ソニーのCDP101が売り出された頃、面白がって買った、古いCDばかりですから、仕方ありません。ブルーレイディスクにバックアップをとることにしました。クラシックとビートルズ限定です。wmaファイルのデータとして保存したので、CD117枚分が25GBのBD1枚に余裕で収まりました。聴く時はパソコンでなければならないのは不便ですが、パソコンからBOSEに出力したら、かなり良い音になった気がします(聴き分ける耳があるかどうかは疑わしいのですが)。
ブルーレイプレーヤーでも聴けるようなBDも作ってみました。こちらはビートルズの17枚だけです。メニューを作ったり、曲名を入れたり、ジャケット写真を撮ったりして前準備に時間がかかりました。そのうえ、1つにまとめたら、データが大き過ぎるようで、書き込みに失敗しました。m2tsファイルへのエンコードに10時間もかけたのにがっかりです。CD1枚分ごとに1つのファイルとし、作り直しました。またエンコードに10時間近くかかりました。もっと別の作り方があるような気がします。
長い時間と労力をかけてなんとか仕上がりましたが、これをTVで見聴きすることはほとんどないと思われます。要は、作ること自体が目的でした。暇人なので。
ホームページは、年間5000円で借りているサーバーと自宅サーバーで運営しています。自宅サーバーは主としてファイルサイズの大きいビデオ格納用として使っています。容量は40GBです。レンタルサーバーは当初容量10GBだったのですが、最近同じ料金で30GBに増量されました。さらに9月には100GBになるとのことです。料金は変わらないというから、太っ腹です。これは大助かりです。
これを機会に自宅サーバーからレンタルサーバーにビデオファイルを移行することにしました。自宅サーバーはパソコンを付けっ放しなので電気代がかかりますし、何かと管理に手間がかかります。ことに将来パソコンが壊れてしまった時、linuxで再構築する気力が残っているかどうかが心配です。
ファイルの移し変えは簡単に終わりましたが、ドメイン変更に伴うリンクの書き換えが大変です。一括で済むものもありますが、ブログ1件ごとに書き込んだリンクは1件ごとに処理しなければならないので、終わるまでには時間と手間がかかりそうです。幸い暇なので、のんびりやります。それが終わってから、「グルメ探検隊」など関連サイトの移行を行います。
話はやや違いますが、最近ブラウザーIEをバージョンアップしました。多分IE9からだと思うのですが、ホームページ作成に使っているMovableType4が利用不能との情報がありましたので、バージョンアップは控えていました。しかし、WordPress利用開始を契機に、MovableTypeはFirefoxかGoogleChromeで使うこととし、ブラウザーをIE10に更新しました。そうしたら、トップページや写真のスライドショーが動かなくなってしまいました。FirefoxやGoogleChromeでは最新版でも動きます。これまで長年IEに合せてサイトを構築してきたのに、残念な気分です。
AVCHDビデオカメラHF S21を手に入れました。カタログやネット情報で性能のほとんどは確認できていましたので、手にとっての新しい発見はありませんが、デジタルテレコン(画質を維持したまま1.7倍に拡大できるデジタルズーム)使用時には、静止画同時撮影の際の画質を最高画質にできない点がちょっとがっかりです。また、心配していたフィールドスコープとの相性はそれほど悪くなさそうです。室内で試した限りでは、今使っているHC3と同程度の視野は確保できそうです。できるだけ早く、カワセミを撮影してきちんと確認したいと思っています。場合によっては、フィールドスコープのカメラアダプターをTSN-VA3に変えることが必要となるかもしれません。
懸念していた通り、朝、サーバーを起動してみたらLANが繋がりません。パソコンのBIOSを変更し、オンボードのLANカードを無効にしてみました。これで一応LANと繋がりましたが、すんなり行った訳ではなく、今後に不安を残したままです。当面、電源を落とさないでおきます。
アウェー、ヴィッセル神戸戦は終了間際に追いついて、2-2の引き分けでした。
神戸に何度も得点機を作られ、引き分けたのは幸いでした。同点にした時間帯のように、積極的に攻めないと点は獲れません。いつものことながら、最初から思い切って行って欲しいものです。この試合で評価しうるのは、GKに岡本を使いましたが、うまくプレーしていたこと、終盤、坂本が交代し4バックから3バックになってから守備が落ち着き、攻撃が活性化したことです。顔ぶれから見ても今のジェフでは4バックには無理があると、思っていました。今後、江尻はどうするのか注目です。
連休中なのに、新幹線の日帰りでした。往きは少し早めに出て、南京街で昼飯にしました。大変な混みようで、行列の店が多く、初めての店にしましたが、この店でも客足が途切れることはありませんでした。帰りは駅弁、売店では売り切ればかりで、やっと「カレーすき焼き」にありつけました。
このところ、未済のビデオ編集もほっぽらかして、ブログツールの勉強に励んでいます。HPトップにそっとリンクを貼ってありますので、MovableTypeに関心がおありの方はどうぞ。全くこの方面に素養のないまま、年寄りが無謀なことをやっているのをお笑いください。
昼田シニアマネジャーが更迭され、神戸さんが後任となると、伝えられます。
昼田さんには荷の重い仕事だったのでしょう。成績の不振、監督選びの失敗と相次ぐ交代、外国人選手選考の失敗、獲得選手の相次ぐ退団・移籍など不手際が目立ちました。これらの失敗による金銭的な損失もかなりなものになっています。諸々の責任を問われた形です。
多くのサポーターからは、昼田さんは口先でうまく丸め込むタイプと見られていたようです。確かに、語呂合わせ的な表現が好きな方で、それが実績に繋がれば、信頼のもととなったのでしょうが、裏目に出たため、不信の原因となっていました。
クラブは、シーズンも押し詰まったこの時期に思い切ったことをしたものです。ミラー監督更迭もそうでしたが、残留のため効果のありそうなことは何でもやってみると考えているのでしょうか。あるいは、J2落ちも覚悟のうえで、今後の再建のための施策を今からうっているのでしょうか。矢継ぎ早の大胆な動きからは、新練習場の完成を控え、社長、経営陣の並々ならぬ決意が伝わってくるかのようです。大株主からの圧力があるのかもしれません。
後任の神戸さんは、ジェフでコーチをやった後、東南アジアのサッカー後進国で代表チームの監督をいくつか勤められました。この種の監督派遣は概ね日本サッカー協会の推薦で行われますが、サッカーの見識だけでなく人柄も穏やかで立派な方なので、いくつも声が掛かったのだと思います。
GM業は初めてかも知れませんが、ジェフが以前のように自前の選手を育てながら、強くなっていったコーチ時代のような勢いを、是非、取り戻して欲しいものです。コーチとしては、2000年、ザムフィールさんからベルデニック監督に引き継ぐつなぎとして指揮され、等々力での川崎戦に勝利した試合をよく覚えています。この勝ちでジェフはJ1残留を果たし、川崎はこの年J2に降格しました。
大分のメインスポンサー、パチンコ屋のマルハンが今季限りでスポンサーをやめると、発表されました。
Jの規制でパチンコ屋はユニフォームに名前を入れられません。マルハンは練習着の胸にマークを入れてきました。これだけでは年間3億円の効果は望めず、撤退を決めたのでしょう。これまで名前は出せなくても支援すると言っておきながら撤退するのは、大分のJ2降格見通し、自社の損益状態など他の隠れた理由があるのかもしれません。
大分にとっては経営の根幹にかかわる痛手です。地元に有力企業がなく、もともと資金集めに苦労していたチームですから、現在の予算規模での経営が難しくなるのは必至です。J2降格となればなおさら、チームの存続自体が危ぶまれる状況も懸念されます。鳥栖といい、V・ファーレン長崎といい、九州では、サッカーチームの運営が難しい。
上野の天ぷら屋で昼を終えて帰る途中、鈴本の前を通りかかったら、ちょうど昼の部の開演直前でした。看板の出演者に「すず風にゃん子、金魚」とあり、それに釣られて、生まれて初めて下町の寄席に入ってしまいました。
国立演芸場には何度か足を運び、そこで一度見た「にゃん子と金魚」に強烈な印象を受けました。何しろ相当なお年のはず(年齢非公開)なのに、元気一杯、舞台を飛び跳ねます。ことに金魚さんは、ちびで色黒、ゴリラの真似を得意技とするなど、女らしさをかなぐり捨てて頑張っています。その金魚さんの芸をまた見ることができるとあっては、寄席の入り口でとどまる訳にいきません。他の落語家の時は居眠りしながら聞いていましたが、にゃん子金魚になったら、眠気など吹っ飛んでしまいました。期待通りの舞台でした。
そのほか、トリの三遊亭伯楽の「火炎太鼓」などの落語、漫才、手品、津軽三味線などたっぷり4時間楽しんで(居眠りもしながら)2,800円は得した気分です。
新潟とのホーム戦は0-1の負けでした。
残り9試合になった段階で17位、下位にいた柏、大分は監督交代が当たって勝ち星をあげています。ジェフは9試合勝ちなし、新監督になっても結果は出ていません。奇跡の残留を遂げた昨年以上に先が見えない霧の中でもがいています。ネットバイアーノの加入が霧を一気に晴らしてくれることを願っていましたが、まだ本領を発揮していません。今の段階でこのようなチーム状況では、J2への途のカウントダウンが始まったと覚悟せざるをえないでしょう。
あとは、監督が選手の状況を見極め、適切な選手起用と采配を行うこと、選手が監督の求めることにしっかり応えること、これに全力で取り組むしかありません。サポーターはチームが勝てなくてもスタジアムに足を運び、声を枯らして応援しています。それに応えることこそが、プロとしての使命です。
V・ファーレン長崎はJリーグへの入会予備審査を受けていましたが、通らず、来季のJ2昇格を断念せざるをえなくなりました。
ネックは、前にここで書いたようにJリーグ規格の競技場を確保できなかったことです。諫早の県立総合運動公園陸上競技場は、長崎国体へ向けた改修工事のため、10年7月~13年3月まで使用不能です。この代替競技場を確保できなかったことが今回落選の主因です。このままでは13年シーズンに間に合うかどうかということで、選手のモチベーションを維持するのが大変でしょう。
また、資本金や広告収入の不足も指摘されています。県、市、地元財界、市民の支援がまだまだ不十分な結果です。長崎には資金的に余裕のある有力企業がなく、地域経済も厳しい状況にあります。今回の資格審査の失敗により、V・ファーレン長崎は、事実上、存続の危機にさらされることになりました。
ガーナ戦は乱打戦となり、4-3で勝ちました。
決定力不足といわれた攻撃陣が4点も獲りました。快挙と言いたいところですが、サッカーは相手次第なので、手放しでは喜べません。ガーナはヨーロッパや南米ほどの強国ではありませんし、この試合に臨む本気度も分かりません。また、2点リードされ、やけくそで攻めた結果であって、決定力がそんなに急につくはずもありません。
問題は守備です。モチベーションが低いと思われるガーナに3点も許してしまいました。攻撃的にいって守備が手薄になったという面もありますが、1対1の弱さをこの試合でも露呈しました。数的優位を作る動きも緩慢で、前に行ったDFがちんたら戻ってくるようでは失点が多くなるわけです。この試合も中沢と田中ツがCFに入りました。今回若手のDFを選ばず、せっかく連れていった岩政も全く使いませんでした。層が薄い上に経験を積ませず、守備を強化しようという姿勢が岡田には見られません。中沢、田中ツのコンビは現状ベストかもしれませんが、怪我も多くピークを過ぎたことは否めません。世界的レベルからみたら、ただでさえ弱体なDF陣をどうやって補強するつもりなのでしょうか。
日本代表とオランダとの試合は、例によって、ところどころTVで観戦しました。後半途中までは見た目は互角以上に戦い、最後は失速して3失点し完敗の試合でした。
試合後の監督のコメントは、疲れなどから前線からのプレスが効かなくなったのでやられた、これを90分間やり切るしか道はない、との趣旨だったように受け取っています。マスコミもほぼ同様の意見だったようで、本田が交代出場し守備をしないことがそれに輪をかけたと伝えています。もっとも、これは中村のコメントの受け売りかもしれません。評論家の中には、90分間プレスを掛け続けるなど、カミカゼ突撃ができるわけはないと論評している人もいます。
私ははっきり言って、個の力の差が大き過ぎて、とても当面改善の余地はなく、W杯で強豪国に勝つなど夢のまた夢だと思いました。プレスが掛け続けられるか否かの問題以前の話です。プレスを続けられればある程度有効かもしれませんが、それで勝てるかというと、よほどの幸運に恵まれないといけないでしょう。日本代表のゴール付近でのプレーに得点の臭いを感じません。点が獲れなければ勝てないのは自明のことです。そこへ行くと、オランダの点の獲り方は衝撃的でした。ゴール前の密集の中でもゴールに向かって強い、正確なボールを蹴ることができます。マークが付いていても日本の代表DF程度なら簡単に交わしてゴールしました。守備でも、DF陣は日本攻撃陣に危うい場面などほとんど作らせませんでした。多分、中村のFKが得点に最も近かったプレーでしょう。流れの中では皆無です。
決定力も守備力も、要はゴール付近における個人能力の質の差は歴然としています。この差は有能な監督のもと、超長期に渡って計画的にチーム作り(個の力をあげるか、差を補う方策を養うか)をしないと埋めきれないと感じさせました。自国の戦力を的確に評価できず、目先のW杯でベスト4を目指すなどという世迷言を言うような指導者は今回限りとして欲しいものです。